旭川市のパーソナルジム「サワダプライベートジム」です。
当ジムには、各関節でお悩みの方も、たくさん通ってらっしゃいます。そして、快適に動ける身体に向けて、運動を楽しまれています。
今回は、リハビリテーションやリコンディショニングの、各段階における目標とアプローチについてです。
1.炎症反応段階
・安静にする時です。新しい組織と長期にわたる炎症を防ぎます。受動的な物理療法を用いる事もあります。
・心肺系と、受傷部位の周囲の神経筋骨格系の機能を維持します。
・受傷した部位の、自動的運動はおこないません。
2.線維芽細胞修復段階
・受傷部位の過度の筋委縮や関節の機能低下を防ぎます。
・心肺系と神経筋骨格系の機能を維持します。
・エクササイズは、最大化での等尺性、等速性、等張性。バランスや固有受容感覚のトレーニング、神経筋コントロール。
3.成熟リモデリング期
・組織の機能を最適化します。
・適応があるのであれば、神経筋骨格系、心肺系に漸進的な負荷をかけます。
・関節角度に特異的な筋力強化、速度に特異的な筋活動、クローズド・オープンキネティックチェーンのエクササイズ、固有受容感覚のトレーニング。